JAてんどうの新着情報

2020.07.10

夏・秋果実、今年の成り具合は?

夏・秋果実、今年の成り具合は?

 7月10日、主要4樹種(りんご、西洋梨、ぶどう、もも)の結実、肥大状況を確認するための作況調査が、市や全農職員、JAの営農指導員によって管内にある34ヶ所の調査園地で行われました。

【りんご】1樹あたりの着果数は「つがる」が439.7果で、前年・平年より少ない。

「ふじ」については917.5果で平年比91.6%と前年並みの傾向にある。

調査園地全般的に実のとまりが悪く裏年傾向の圃場もあり着果量は平年比で8~9割と見込まれる。

果実の大きさは「つがる」で前年・平年より小さく、「ふじ」で前年・平年よりやや大きい。

【西洋梨】「ラ・フランス」の1樹あたりの着果数は451.4果で、平年比110.9%。果実の大きさは平年より大きく、1果当たりの種子数は平均が2.6個と平年より少ない。

【ぶどう】「デラウェア」の3.3㎡あたりの着房数は45.0房で、前年・平年より多い。1房当たりの着粒数は、117.0粒で1粒重は1.1gと1房当たりの着粒数が多く粒張りの良い房となっている。1房重は122.8gで平年より重く全般的に大房傾向にある。

【もも】1樹あたりの着果数は、「あかつき」605.2果で前年より多く、「川中島白桃」467.0果で前年よりも少ない傾向である。果実の大きさは「あかつき」で前年・平年よりやや大きく、「川中島白桃」で前年・平年より小さい。

ページトップへ