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2021.07.12

夏・秋果実、今年の成り具合は?

夏・秋果実、今年の成り具合は?

  7月12日、主要4樹種(りんご、西洋梨、ぶどう、もも)の結実、肥大状況を確認するための作況調査が、市や全農職員、JAの営農指導員によって管内にある33ヶ所の調査園地で行われました。

 

【りんご】1樹あたりの着果数は「つがる」が384.0果で、凍霜害の影響もあり前年・平年より少ない。

「ふじ」については862.0果で平年比85.9%と前年・平年より少ない傾向にある。

調査園地全般的に凍霜害の影響もあり実止まりが悪く、着果量の極端に少ない圃場もあり着果量は平年比で7~8割と見込まれる。

果実の大きさは「つがる」で前年・平年より大きく、「ふじ」で前年・平年よりやや小さい。

 

【西洋梨】「ラ・フランス」の1樹あたりの着果数は389.9果で、平年比93.2%。果実の大きさは平年より大きく、1果当たりの種子数は平均が2.4個と平年より少ない。

 

【ぶどう】「デラウェア」の3.3㎡あたりの着房数は48.5房で、前年・平年より多い。1房当たりの着粒数は、121.2粒で1粒重は1.1gと1房当たりの着粒数が多く粒張りの良い房となっている。1房重は127.8gで平年より重く全般的に大房傾向にある。

 

【もも】1樹あたりの着果数は、「あかつき」478.0果で前年より多く、「川中島白桃」309.5果で前年よりも少ない傾向である。果実肥大は「あかつき」・「川中島白桃」ともには前年・平年より大きく果重は重い。

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